アルトネリコ3 初期レベル攻略

Phase3(バッドエンド)

ここから先の戦闘はたかだかレベル5や6のサキ・フィンネルの詩魔法だけでは到底戦えなくなります。
フリップスフィアを使うことが前提のバランスになっている今後の戦闘で、1段階パージしか行えない火力の貧弱さは本当に深刻です。HP15000のボス(ミュート5回目)の次のボス戦がいきなり60万(M.Y.U.)とか頭おかしいだろと思わざるを得ませんが、どうにもならない現実を嘆いても始まりません。
Phase3さえ凌げばPhase4はレベル60で加入するティリアおよびアルルで何とかなるので、直近の戦闘をどうにかすることをまず考えます。

といっても物理攻撃が駄目、詩魔法も駄目となると攻撃手段はもう1つしか残っていません。アイテムによる攻撃です。
このアイテムによる攻撃というのは距離に関係なく固定ダメージを与えるという直接的な部分以外にも様々な効能を秘めており、パッと見以上に便利な攻撃なのですが、そのあたりは文中でおいおい述べていきます。
まずはバッドエンドを目指すのでアル・ルゥ対策です。アル・ルゥは火属性に対しては全く耐性が無いため、ここを狙います。レベルが上がらない範囲で戦闘を行いDPを獲得し、兆温消毒バーナーを1つ作成します(消費DP72)。サキと調合を行い「モエモエバーナー」と命名したので、以降の文中でもモエモエバーナーと記述します。
モエモエバーナーは1つ作ってしまえば以降はクラスタニアの雑貨屋で722リーフで購入することが出来ます。いかに収入がない貧困パーティーでも持っているアイテムを装備含めてすべて売り払えば4万リーフ程度にはなるので、アル・ルゥを焼き殺すには十分な量を買い込むことが出来ます。

M.Y.U.戦

そのキチガイじみた膨大なHPを誇る運命の戦い、M.Y.U.戦です。
現状の戦力では本気でどうにもならないので(制限時間割とぎりぎりまで溜めたBURST139170%のパージ1回詩魔法で4644ダメージ)、ここでは素直に時間切れを待ちます。トゥルー狙いだと嫌でも何度も通過することになる戦闘になります。

アル・ルゥ(1回目)+フリアI型戦

ムーシェリエルにおけるサキが謳うアルファージを止めるか否かの選択肢で『謳うのを止めさせる』を選択するとバトルになります。M.Y.U.戦が時間切れになっている場合はアル・ルゥ戦勝利後バッドエンドに流れ、クリア後セーブとなります。
アル・ルゥはアルトネリコ3上最強の敵と言っても過言ではありません。ココナとほぼ変わらない移動スピードを持つため逃げ続ける戦法が安定せずほぼ成立しない一方で、広い攻撃範囲と異常なまでの発生の早さを誇る攻撃があるため(当然食らったら一撃死)、とにかく対処が難しい相手。攻撃発生の早さに関しては見てからの回避が間に合わないどころか、決めうちでの潰しの入力が間に合わないことすらあり得るという恐ろしさです。
こんな化け物とまともにやり合って勝てるわけがないので、まともじゃないやり方で攻めます。モエモエバーナー1つで1600ダメージを奪えるので、HP85000のアル・ルゥはモエモエバーナーを54個持ち込めば倒せます(実際にはたまにクリティカルが出るので1個2個は少なくても勝てる)。とにかく絶えずモエモエバーナーを使いまくり、まともに敵に攻撃させる前に強引に倒してしまいます。倒せてしまいます。
残ったフリアI型に関しては攻撃はそこまで激しくなく普通にフィンネルの詩魔法でも対処可能なので、じっくりBURSTをためて葬ります。救援信号を使われて敵の数が増えても慌てず騒がず。

Phase3(ノーマルエンド)

アルファージのところで『このまま見守る』を選択肢を選ぶと、M.Y.U.戦の結果に関わらずノーマルエンドへの分岐となります。
ここで戦うハーヴェスターシャ(Phase3)はHPが32万とアル・ルゥとは桁違いの数値を誇ります。戦闘能力自体は取り巻きのガーディアンも含めてもアル・ルゥ戦と比べるとかなり低く何とか捌ける範囲ではあるのですが、何にしても膨大なHPがネックとなります。さすがにまともに詩魔法による攻略はご勘弁願いたい戦力差です。
周回を重ねて資金面の問題を解決できれば削りきるだけのアイテムを用意することも可能ですが、ここでは1周目での撃破を重視して例外的にハーヴェスターシャ戦のみ難易度をEasyに下げて戦闘を行います。EasyならばHPが10万まで低下し、資金面をどうにかすればアイテム攻撃で削り殺せるレベルになります。
何はともあれ資金調達から何やらバッドエンド狙いの時とは変えていく必要があるので、Phase3開始直後のセーブデータから仕込みをやり直します。

まずはハーヴェスターシャに対する攻撃手段ですが、もっとも耐性の低い属性は雷属性です。30%の耐性なので、基本ダメージ1600のエレキトロ放電箱を投げて1120ダメージとなります。敵のHPは10万なので、必要数は90個となります。
購入額は1個666リーフなので、約6万リーフが必要。単に持っているアイテムを売却するだけでは届かない額なので、どうにかして追加の調達手段を確保する必要が出てきます。調合で儲ける方法もありますがそれだけでは足りません。

そこで考えたのが調合のDPを稼ぐ通常のエンカウント時の敵のドロップ狙い。許容範囲内で上手いこと高額で売却できるアイテムを持っているやつがいればなぁと調査(という名の攻略本精読)を行いました。
敵が落とすアイテムはほとんどが消費アイテムか素材アイテムなので中々めぼしい相手がいないのですが、スレイヴ街区の下級RTが経験値40でリーシャルフリルを落とすのでこいつを狙います。リーシャルフリルは防具としても結構いい性能なのですが、6930リーフという高額で売れるのでありがたく狩りまくります。まぁレベルを上げない範囲で倒せるのは最大4体ですが。
実際にスレイヴ街区でエンカウントする時には下級RT以外に上級RTが混ざっている場合があるので、戦闘開始時にチェックして余計なものがいる時は逃走します。下級RTだけを倒した場合でもリーシャルフリルを落とさなかった場合はリセットします。リセットといってもソフトリセットもタイトルに戻るも無いので、PSボタンからいったんゲーム終了→再度ゲーム起動とかやってました。もっと素早くちゃちゃっとやり直す方法ないんすかね・・・ トトリでもソフトリセット無かったよなぁ。ガストさん何とかしてよ!

リーシャルフリルを4つ確保したら次は調合です。下級RTを4体倒したことにより、所持DPがそれぞれサキ8→216、フィンネル60→268まで増加しています。
まずは攻撃手段確保と言うことでエレキトロ放電箱(DP67)を1個作成。サキ216→149
攻撃に関してはこれ1つあれば良いので、後は調合で練金を狙います。リーシャルフリルをサキとフィンネルで1つずつ、シャイニーラメイルをフィンネルで1つ作成します。サキDP149→11、フィンネル268→43
材料となるリフラクションケープは上帝門の武器屋、ヘヴィアーマーは蒼谷の郷の武器屋で購入できます。
リーシャルフリル4つのドロップとリーシャルフリル2つ・シャイニーラメイル1つの作成から得られる売却益は合計41857リーフとなります。これだけ上乗せ出来ていればEasyのハーヴェスターシャ相手なら十分にお金は足ります。

M.Y.U.戦

当然ながら勝てるわけ無いしノーマル狙いなら勝つ必要も無い戦闘なので、逃げ回って時間切れにします。

なおノーマルエンドについてはサキ・フィンネルの2つのバージョンがあります。進行上2人のうち好感度の低いヒロインが離脱することになるのですが、低レベルクリア的には1しか差がないとは言えレベルが低いサキを残す必要があるため、途中の選択肢はサキ寄りのものを選択する事になります。ごめんねフィンネル フィンネルごめんね。

ハーヴェスターシャ(Phase3)+S-01×2戦

エレキトロ放電箱を投げまくってハーヴェスターシャを抹殺します。残ったS-01は適当に詩魔法で倒します。

準備が整っていれば本当にこれだけのしょうもない戦闘なのですが、このバトルでアイテム攻撃の持つ素晴らしい効果に1つ気づきました。どれだけ間断なくアイテム攻撃を続けていても0コンマ何秒かは敵が動く時間があるため、いつかは敵に接近され攻撃範囲内に捕らえられてしまいます。
この戦闘はアオト操作で開始したのですが、動き回って逃げるのも面倒だったのでとりあえずアオトが殺されるまでは全力でエレキトロを投げ続け、死んだらココナか先生にバトンタッチしようと考えていたのですが、アイテムを使い続けている間はいつまで経ってもハーヴェスターシャの攻撃が届きません。「はかないですね」「うるさいですね」というボイスと攻撃発生のSEは聞こえているにも関わらず、です。アイテム攻撃が終わった後は敵の攻撃モーションは解けており、普通の立ち状態に戻っています。

つまりはこうです。「アイテム攻撃を当てると対象の行動をキャンセル出来る」
ただアイテムを使い続けるだけで残弾がある限りは対象の敵を完封することが出来るということなのです。モエモエバーナーやエレキトロ放電箱のようにある程度の攻撃範囲を持つアイテムならば、複数の敵を同時に押さえ込むことが可能です。
必殺技のため開始やハーヴェスターシャのS-01召喚などの行動すら完全に無かったことに出来るのは圧巻です。たいていの攻撃は発生を目視で確認して避けきれない場合でも、攻撃アイテムをぶつければ無傷で切り抜けることが出来ちゃうわけです。アル・ルゥだけは攻撃発生が早すぎて人間の反応速度では間に合いませんが。ありゃあ化け物だ・・・

Phase1〜2攻略 / トゥルールート・準備編