ヴァニラ以外成長禁止攻略

11章その3

テージンタワー内のミッションをすべて突破し、ついにボスであるファルシ=ダハーカとのバトルになります。
HPが2314800といきなり桁違いな上昇を見せ、こちらからの弱体は定期的に外され、こちらにかかっている強化はガンガン剥がしてくる上、HPが残り半分を切ってからの「厄病の氾濫」はほぼ確実にデフェイ+デプロテ+バイオ+スロウ+カーズ+デシェルを発生させるという鬼畜攻撃です。
攻撃のペースがそれほど速くないというのが救いではありますが、ちょっとやそっとの小手先の作戦では簡単にはじき返されます。何にしても「厄病の氾濫」をどう裁くか対策を立てないと、勝負の土俵にすら立てない状態です。
戦闘開始から20分経つと死の宣告が来る為、守るばかりではなく火力もきちんと確保しなければなりません。というかHPが230万もあるのでは、攻め続けないとどう考えても落とせません。問題山積みです。

これだけの大物をどう切り崩していくかなのですが、思いついたプランも極めて単純明快で「ブレイクと同時にヘカトンケイルを召喚し、一気に大ダメージ」
ダハーカさんはブレイクすると倒れこみ全く行動できなくなるという特性があり、各種弱体も通りやすくなるため爆発的なダメージを期待できます。一気に100万以上のダメージはさすがに高望みだとしても、ブレイク値が320%=ブレイク直後の時点で既にダメージ倍率が420%まであがっていることを考えると、それに準ずるダメージは期待できそうな感じがしてきませんか?
召喚によりステータス異常も消せるので「ブレイク寸前でチェーンを保っておいて疫病の氾濫が来たら召喚」という方向で考えてみることにします。

ブレイク後の行動時に今持てる最大火力を発揮できるよう、まずは装備とアビリティの準備を行います。
まずはチョコボ稼ぎの効率を上げるため、ミッション17をクリアし大平原北部のテレポ冥碑を確保しておきます。

ミッション17 アタナトイ戦【報酬:完全導体×3】

ヴァニラHP1460物攻278魔攻650 モルボルワンドLV.★ソーサラーサインLV.★
プラチナバングルLV.★
ファング
ホープ
【オプティマ組み合わせ】
・不屈の戦士(ヒラ+アタ+エンハ)
・狩人への祝福×2(ジャマ+アタ+ヒラ)
・デルタアタック(DF+アタ+ブラ)
・揺るぎなき覇者(アタ+アタ+ヒラ)

95%と非常にチェーン耐性が高い相手ですが、ブレイク値は110%とかなり低いため、それほどブレイクは難しくありません。
ブレイク後は耐性大幅低下&行動できなくなるタイプなので、やってしまえばこちらの勝ちです。ただ、この時点でのヴァニラ一人ではチェーンゲージの維持はやはり厳しいため、ヘカトンと一緒に頑張ります。

戦闘開幕でヘカトンを召喚し、その後はジャマーで地味に攻撃を繰り返します。デプロテとデシェルが効くころにはブレイク出来るので、ドライブゲージが溜まったらドライビングモードに移行し、バスターフォース連打→ガイアサルヴォーでおしまいなのです。



大平原北部のテレポを確保したのは、チョコボ掘りを南部のセーブポイントからからスタートして北部テレポ冥碑付近に来るまでにお宝が多めに出た場合(4個以上)、1周するよりはテレポで中央原野まで戻ってしまった方が掘り効率を高められるためです。
まぁ本当にここでテレポ使うのが正解なのかは実のところよく分かってないのですが・・・ 大平原のお宝掘りに関してはアルティマニアを読んでも疑問が残る部分が多いので、そのあたりの事情は別ページにて詳述します。


さて、ダハーカ戦対策です。
テーマは「ブレイク後、ヘカトン共闘の90秒での最大火力発揮。目指せ100万ダメ(無理)」

まず今まではモルボルワンド主力で来ていた武器ですが、ヴァニラの有力武器は次の4つになります。
記載の武器のパラメータは、それぞれの最強段階(ニルヴァーナLV.★)まで強化させた場合の値。

【ミステルテインベース】物攻+403 魔攻+807 仲間戦闘不能で大幅強化
「仲間戦闘不能で強化」のアビリティを持った今回のプレー条件における文句なしの最強武器。これが手に入れば武器の選択で迷うことはほぼ無くなります。最速でも入手は12章に入ってから(ショップでの購入)になるため、現時点では使用不可。

【パールウィングベース】物攻+201 魔攻+912
装備アビリティは何も持たないものの、単純な魔法攻撃のパラメータ上昇量は一番大きい。

【ベラドンナワンドベース】物攻+403 魔攻+807 弱体系成功率UP改
今までも用いてきたモルボルワンドの発展系。弱体が効きやすくなるのがメリット

【ヘヴンズアクシズベース】物攻+403 魔攻+807 ブレイク不可
ブレイク不可をデメリットと思う無かれ。ブレイク寸前の高い倍率のままチェーンゲージをキープ出来る為、タイマンの場合はダメージも弱体も通りやすい状態を維持できるメリットの方が大きいです。それに加え、ブレイクに持っていきたいのなら召喚すれば召喚獣の攻撃ですぐにブレイク可能な状態でもあるので、ブレイクを狙うタイミングの制御も容易です。
この時点での入手法はギルガメッシュ機関での購入以外に方法が無く、そのために陶太の断層を攻略してジルニトラ倒しにいくとか本末転倒もいいとこなので、ここでは考えないことにします。

このようにベラドンナワンドとパールウィングの実質二択になるわけですが、ダハーカ戦で最優先すべきは「ブレイク後、召喚獣との共闘時に与えるダメージを少しでも高めること」
そうなると弱体がかかりにくくはなりますがパラメータ上昇が最も大きいパールウィングがベストということになります。
ダハーカは生半可な装備では太刀打ちできる相手ではないため、武器は改造を尽くしてニルヴァーナLV.★を用意します。

具体的な手順ですが、今後ミステルテインなど別のベース武器を使ったニルヴァーナLV.★を作成することは決定事項であるため、アイテムチェンジの触媒となるトラペゾへドロンは複数必要になります。その場合は必要分購入するよりは一旦最強武器を作成した後に解体することでトラペゾヘドロンを3つ入手する方が安くあがります。
解体結果は武器の種類にもよる為トラペゾヘドロンが出ないものもありますが、幸い今まで使っていたモルボルワンドの最終形態ニルヴァーナLV.★は解体によりトラペゾヘドロン×3が出る武器であるため、まずはこれを改造→解体後パールウィングベースの最強武器を作成、という段取りになります。

続いてアクセサリの検討ですが、これはわかりやすく「HPが大きく上昇するアクセサリ」「魔法攻撃を軽減できるアクセサリ」の2つになります。HP1355という素のHPでは攻撃を凌ぎきれない点、HPを上げても魔法耐性で軽減しないと回復が辛いという点から迷うことなくこの構成になります。
出来れば魔法攻撃も上昇させたいところではあるのですが、増加幅が大きいHP上昇系や割合軽減である為効果が大きい魔法耐性上昇系と比較すると、上昇値が微妙で効果が薄い(特にケアルの回復量への見返りがしょぼい)魔法攻撃上昇系は捨てざるを得ないのが現状です。

以上を踏まえた改造レシピは以下の通り。

【ニルヴァーナLV.★(ベラドンナワンドベース)】
モルボルワンドLV.★+トラペゾヘドロン→ニルヴァーナLV.26
ニルヴァーナLV.26+(余ってる生体素材でEXP3倍ボーナス)+超小型融合炉×28→ニルヴァーナLV.★
ニルヴァーナLV.★解体→狂獣の角×71+しなやかな黒革×60+月花の種×36+悲嘆の紅涙×10+トラペゾヘドロン×3

【ニルヴァーナLV.★(パールウィングベース)】
パールウィングLV.1+(余ってる生体素材EXP3倍ボーナス)+粒子加速器→パールウィングLV.★
パールウィングLV.★+灰チタン石→レインボーウィングLV.13
レインボーウィングLV.13+(余ってる生体素材でEXP3倍ボーナス)+超小型融合炉×4→レインボーウィングLV.★
レインボーウィングLV.★+トラペゾヘドロン→ニルヴァーナLV.45
ニルヴァーナLV.45+(余ってる生体素材でEXP3倍ボーナス)+超小型融合炉×24→ニルヴァーナLV.★

【アダマンバングルLV.★(HP+1500)】
ダイヤバングルLV.★+アダマンタイト→アダマンバングルLV.23
アダマンバングルLV.23+(余ってる生体素材でEXP3倍ボーナス)+超小型融合炉×2+残りEXP(2万弱)を他の素材で埋める→アダマンバングルLV.★

【メーガスブレスLV.★(魔法耐性+30%)】
ウィッチブレスLV.★+アダマンタイト→メーガスブレスLV.8
メーガスブレスLV.8+(余ってる生体素材でEXP3倍ボーナス)+粒子加速器+完全導体×3→メーガスブレスLV.★

以上記録に残していた改造リスト。ありものを利用している部分も結構ありますが、購入したものを抜粋するとこんな感じ。
・トラペゾヘドロン(200万ギル)
・超小型融合炉×58(290万ギル)
・灰チタン石(3万ギル)
・アダマンタイト×2(44万ギル)
締めて537万ギルな〜り〜。ボス1体目からこれとか鬼過ぎる・・・
実際にはウィッチブレスの購入とダイヤバングル・ウィッチブレスの2つをLV.★まで持って行く改造費も必要であった為、もっとお金かかってます(これらはなぜか動画撮影もメモ取りもしておらずプレー当時の状況が不明)

 


続いてアビリティの選定について。一撃の破壊力を上げることを考えるのなら、自然とアタッカーのアビリティを増やす方向になります。加えて、万が一ブレイク+ヘカトン召喚だけで削りきれなかった場合の保険として、エスナを習得させておき疫病の氾濫の第2波以降に備えます。

アタッカー
9000CP HP+20、物攻+5、HP+20、魔攻+5
18000CP ブレイクチェーン
12000CP 魔攻+5、HP+20、HP+20、物攻+5
24000CP ウィークアスピル
15000CP HP+25、HP+25、物攻+5、魔攻+5
30000CP バックスタブ
18000CP HP+25、魔攻+5、HP+25、物攻+5、HP+25
21000CP 魔攻+5、HP+30、物攻+5、HP+30
42000CP ブレイクバースト
24000CP 物攻+5、魔攻+5、HP+30、HP+30
48000CP ハイボルテージ
【合計CP576000、HP+325、物攻+30、魔攻+30】

ヒーラー
70CP HP+30、魔攻+3、物攻+3、魔攻+5、物攻+4
120CP HP+20
75CP HP+30、魔攻+5、HP+10、魔攻+3
130CP 物攻+3
320CP HP+10、物攻+2、HP+10、魔攻+3
500CP HP+10
130CP エスナケアルラ、魔攻+3、HP+10、物攻+2、HP+10
330CP ロールレベルアップ(レベル1→2)
【合計CP3490 HP+140、物攻+14、魔攻+22】

ジャマー
130CP クエイク

アタッカーとヒーラーでは消費するCPが2桁違うのに、パラメーターの上昇量は対して変わらないのが笑えますね。
苦手ロールはあまり能力値をのばさずに強力なアビリティが習得出来るので大好きです。

アタッカーのアビリティについてですが効果は以下の通り
 ブレイクチェーン:ブレイク中の敵を攻撃したときのチェーン上昇量が増加
 ウィークアスピル:弱体、妨害系の状態変化などが発生している敵を攻撃するとATBゲージが20%たまる
 バックスタブ:敵がこちらを狙っていないときに「たたかう」や「ルイン」を実行すると威力アップ
 ブレイクバースト:ブレイクの残り時間がわずかな敵に対して「たたかう」を実行すると威力アップ
 ハイボルテージ:自分のHPが残り70%以上の時に物理攻撃、魔法攻撃の値が1.2倍になる

ブレイクバーストは物理攻撃が弱いヴァニラでは活かす道がありません。これ狙うぐらいだったらルイン増やした方がお得です。
バックスタブはブレイク中の敵に対しては発動しないので今回の強化テーマには沿いませんが、ブレイク中じゃないタイミングで狙うポイントはありますし、以降の戦闘でも十分役に立ちます。ブレイクチェーンも地味ながら効果は確実にあります。
今回の戦闘で大きなポイントとなってくるのは「ウィークアスピル」「ハイボルテージ」の2つ。
まずウィークアスピルは行動回数を増やせるのが大きな強み。敵に弱体を発生させた状態でルインを5発当てればそれだけでATBゲージのストック1つ分たまります。
ハイボルテージはそのまんまヴァニラの攻撃の威力が1.2倍になります。ヘカトンを召喚した時点でHPは全回復し、ブレイク中はダハーカが行動することはないのでHP満タンの状態は確実に保たれます。この2つのアビリティ効果により、ヴァニラの与えるダメージは習得前と比較すると1.3倍程度の増加が見込めます。これはかなり大きな差です。

問題があるとすればアビリティの習得に尋常じゃないCPが必要になる点ですが、チョコボ稼ぎに比べればこちらはかなりましな方です。奇襲が容易、ブレイクすれば行動しなくなるクシャトリヤの群れだけを相手に稼ぎ続ければヴァニラ以外成長していないへぼパーティーでも1時間で10万CP以上稼げるため、5時間程度あれば必要なCPは調達できます。

ここでのCP稼ぎについてですが、ヴァニラリーダー+ファング+スノウのパーティーでテージンタワー2Fのクシャトリア×3および5Fのクシャトリヤ×5に対して
 ・背面からの奇襲
 ・奇襲攻撃が決まったらヴァニラがクエイク発動(チェーン持続時間を確保しつつ敵全員ブレイク)
 ・ケルベロス(アタッカー×3)にチェンジしてブレイクが終わるまでに全滅させる
という手順で比較的安定して倒し続けることが出来ます。クシャトリヤ3体でCP4800、5体ならCP8000もらえるので非常に稼ぎは良いです。TPに関しても★5つでこいつらを倒し続けることが可能であるため、クエイクで消費する1ゲージ分は戦闘ごとに回復出来るため問題ありません。アクセサリはヴァニラは魔神のタリスマン(戦闘開始時にフェイス)など、他2人についてはウォリアーリストLV.★をつけて火力重視で問題ありません。

ヒーラーについてはせっかくなのでロールレベルアップのところまで成長させました。ちょっとでも回復効率を良くし、戦闘展開を楽にしたいという祈りが込められています。

ファルシ=ダハーカ戦

ヴァニラHP2855物攻359魔攻1102 ニルヴァーナLV.★
※パールウィング
アダマンバングルLV.★
メーガスブレスLV.★
ライトニング
サッズ
【オプティマ組み合わせ】
・ケルベロス×2(アタ+アタ+アタ)
・フューリアス(ブラ+アタ+アタ)
・抗戦の賛歌(DF+ヒラ+ブラ)
・アグレッション(ジャマ+アタ+アタ)
・恵みの慈雨(ヒラ+ヒラ+エンハ)
使用するロールの選定ですが、隙あらば12秒チェンジでルインで攻撃し続ける為にアタッカー2つは必須です。
そうなると6種のロールで1つを外さないといけないわけですが、今回はエンハンサーがリストラ対象になります。バ系の属性防御を習得させておけば敵の攻撃を軽減するのに役に立つのですが、2属性以上の同時防御は出来ない仕様であるために4属性の攻撃を散らして使ってくるダハーカに対しては効果が薄いです。
常に軽減できない属性や無属性(不浄の言霊)の攻撃を考慮して動かないといけないので、結局バ系アビリティによる軽減は無いようなものです。ファングのようにシェルダをこの時点で習得出来るのなら悩みの種になっていたのでしょうが、すんなりとエンハンサー外しで戦術が決定し、いよいよダハーカ戦に挑むことになります。


【攻略法】前半戦
・パワースモーク+バリアスモーク使用
・戦闘序盤でジャマーとブラスターの併用でチェーンを一気に伸ばす(目安270%)
→その後はルイン連打でゲージがリセットされないよう保ちつつ削っていく

・敵の強化(ヘイスト、フェイス)は都度デスペルで剥がす
・不浄の言霊、焦熱の劫雷、極寒の怒涛はディフェンダーにチェンジして凌ぐ
・ガ系魔法に対しては打ち上げられないようにタイミングよく行動する
・焦熱の劫雷や極寒の怒涛でウィークを食らったらすぐにワックスで治療

まずは序盤戦。
Wスモークの援護をいい事に、強気に攻めて厄病の氾濫が解禁される後半戦に向けての仕込みを行っておきます。

まずは火力確保のためのチェーン伸ばしですが、ウィークを決めてからブラスターで攻撃して押し上げていき、締めにアタッカーのルイン連打でチェーン持続時間の確保を行うといった流れで行います。
「焦熱の劫雷」や「極寒の怒涛」が来ると弱体が剥がされてしまうので都度ウィークをかけなおす必要があるのが面倒といえば面倒ですが、スモークが効いている間はガンガン攻撃にいけるので、それほど問題にはなりません。

逆に言うとスモークが切れてしまうとチェーンを押し上げていくのはやや厳しいものがあります。それ以前に今回のブレイクチャンスは「1回切り」なのです。ヘカトンケイル召喚という切り札を切るのは、敵に「厄病の氾濫」を使われた時。1回目のブレイクが終了したとして、その後の厄病の氾濫がいつ飛んでくるか分からない状況ではチェーンゲージの維持などどうあがいても不可能です。何が何でもブレイク1回でしとめる必要があります。

この時どの程度までチェーンを伸ばしておくかですが、今回の攻略では「270%」を目安にしました。この値は低すぎるとヘカトン召喚前のダメージ効率がそのまま悪くなってしまい、高すぎるとヘカトン召喚前にブレイクしてしまう危険性がある(敵の強化を剥がすデスペルでどうしても少しずつ増えていく)ため悩ましいところなのですが、
ヘカトンを召喚すれば一瞬で20%程度なら増やせる点、敵の残りHPが半分切った後もある程度ヴァニラ一人で粘ることを考慮した結果、270%あたりが妥当だろうという結論になりました。

敵からの攻撃で最も警戒すべきは「不浄の言霊」。ディフェンダーで軽減しても1000ダメージを超える威力とデスペル効果があり非常に危険です。面倒でも都度ディフェンダーにチェンジし軽減します。リジェネガードまでは必要ありません。
その他1000前後のダメージと共にウィークが発生することがある「焦熱の劫雷」「極寒の怒涛」もやはり危ないので、ディフェンダーでやり過ごしウィークが発生してないかしっかりチェックします。発生した場合はワックスですぐに治療です。

次いでガ系の魔法。上の3つに次ぐ威力そのものも脅威ですが、打ち上げにより行動を中断させられるのがもっと恐ろしいです。なによりチェーンゲージの維持が命綱となるこの戦闘では、可能な限り打ち上げは防がないといけません。
やり方としてはアビリティ実行中なら打ち上げられにくいのを利用して、ルイン連打やケアル連打を予め入れておくのが確実です。タイミングがしっかり合えばまず打ち上がらないでしょう。
運悪く行動の終了直後にガ系が飛んできてしまう場合は、敵の攻撃に対してオプティマチェンジを合わせてみます。ここにも打ち上げられにくいポイントがあるため、うまくいけば打ち上がらずに戦線を維持することが出来ます。いまだにどのタイミングなのかよく分かってませんが。

回復に関しては残りHPが1500を切ったら考慮するようにします。その際は状況にもよりますが特にスモークが効いている間はオートストックでセットされるケアルの回数より1回少ないぐらいで回復量としては間に合うので、HPの残量を見ながらアタッカーへのオプティマチェンジを常に用意しておきます。

【攻略法】後半
・残りHPが半分を切りそうになったら一旦ルインでの攻撃を止め、たたかうでゲージの維持を行う
→焦熱の劫雷か極寒の怒涛が来たら再度ルインでの攻撃を再開し、次の大技が来るまでに可能な限り敵のHPを削る

・厄病の氾濫が来てしまったらヘカトンケイルを召喚する
→ブレイクしたらデプロテとウィークを決めてブラスターとアタッカーの併用で一気に攻める。SPが切れる時間いっぱいまで共闘し、SPが切れる直前にドライビングモード→すぐにガイアサルヴォーで攻撃

残りHPが半分(115万7400)に近づいたら一発のダメージが7000前後にもなるルインでの攻撃を止めてHPの調整をします。
ダメージが低いゲージ維持攻撃と言えばいつもならジャマーの出番ですが、チェーンゲージをブレイク寸前で止めておく必要があるため当然ここでは使えません。ここで使うべきはアタッカーの「たたかう」です。

ヴァニラの「たたかう」と言えば
・そもそもヴァニラがアタッカーとして使われることが少ない
・ヴァニラの物理攻撃のステータス値が低く、武器の性能も微妙
・ワイヤー投げるモーションが大きく、攻撃にかかる時間が超長い
と駄目駄目尽くしなのですが、これらの要素がこの瞬間だけはすべてプラスに働きます。
攻撃間隔はやや長め、威力は低い(1400ダメージ程度)、チェーンゲージはアタッカーの攻撃なのでほぼ伸びない、持続時間はルインと同じでしっかり確保できる、といいこと尽くめです。
一見駄目そうなアビリティにも工夫次第で存在意義を見出せる。このような発見があることもやりこみの醍醐味ですね。

こうして残りHPが半分を切る直前でキープし焦熱の劫雷か極寒の怒涛が来たら、再度ルインにより攻撃を再開します。その後の今回の攻略におけるヘカトン召喚までは以下のような流れになりました。
残りHP116万あたりで焦熱の劫雷
→ある程度攻めたところでもう1回焦熱の劫雷
→残りHP776900で極寒の怒涛
→残りHP62万ぐらいで厄病の氾濫。すぐにヘカトンケイル召喚
敵の行動にもよりますが、この段階まで来ると大技1回来る毎に20万弱程度のダメージを入れることが出来ます。残りHPが半分を切った後、1回目で厄病が来てしまうとほぼ勝利が不可能になります。2回目でもかなり厳しいでしょう。今回の勝利時では2回目までは来なかったパターンからの撃破になりました。
ヘカトン召喚後は少しでもダメージを奪えるよう一瞬たりとも時間を無駄には出来ません。すぐに攻撃に入れるよう、アタッカーの状態から召喚を行います。

ヘカトンを召喚したらまずはルイン×5で攻撃します。ヘカトンの攻撃も合わせ、ここでブレイクを奪えます。
次に弱体の発生のためジャマーにチェンジ、「デプロテ→ウィーク×4」を手動入力します。ブレイク後はアルティマニアのデータを見る限りデプロテに対し全く耐性がない状態のようなので、デプロテは1回でほぼ成功します。ウィークも4回あればほぼ決まります。
その後はブラスターorアタッカーで一気にダメージを奪います。ウィークが発生しているためブラスターとアタッカーの攻撃で与えるダメージはほぼ同じなので(それでもアタッカーの方がやや威力高い)、
チェーンを伸ばしたいのならブラスター、攻撃回数を増やしたいならアタッカーとなります(アタッカーはウィークアスピルがあるので、ルイン5回毎にATBゲージ1個分がたまる)。どちらがいいかは難しいところなのですが、アタッカーで与えるダメージを重視したほうが最終的に正解だったような気が今となってはします… 実際の攻略時はブラスターとアタッカーの併用で削っていきました。

この戦闘においてはドライビングモードに入るよりはぎりぎりまで共闘の方が奪えるダメージが大きいため、ブレイクおよびSPが切れるギリギリまで粘って、最後にドライビングモード移行→すぐにガイアサルヴォーで締めます。ガイアサルヴォーは15万以上のダメージが出るため、さすがにこれは使わないともったいないです。

ガイアサルヴォーで削りきってしまうのが理想なのですが、今回の攻略では何とも微妙なことにHPが22375残ってしまいました。何この半端感…
如何にゲージが100%に戻っているとはいえ、2万程度ならすぐに削れるのでそのままアタッカーのルイン連打で撃破。なんとも締まらない終わり方でした。
しかし本当に強敵でした。攻略開始前はこの戦闘のヴァニラ一人撃破は厄病の氾濫がある以上かなり無理があるんじゃなかろうかと思っていただけに、勝利できた喜びは格別でした。
一度はエリクサーを使っての召喚2連で無理矢理倒して先に進めていたデータもあったのですが、やはりエリクサーに頼るのは美しくないと思ったのと、もっとやばいことになりそうなラスボス(及びもしかしたらやるかもしれないクリア後)にエリクサーは残しておきたいからと再度データを巻き戻し、更なる改良を経てこのようにエリクサーなしでの攻略を確立することが出来ました。

しかしダハーカ戦だけでリアルに2週間の足止め食いました。プレー時間の方もテージンタワー内でミッション6つ突破した時点では61時間だったのがここ突破するまでの間に85時間まで進んでました。リアル1日経過とかどうなってますかほんと酷い。


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